2014年2月22日土曜日

第二回 グリーンツーリズム開催


今回は、昨年11月に行われたグリーンツーリズムの続編、時まちづくり活動推進実行委員会主催
20分でわかる木質バイオマスエネルギーの基礎」に参加するため、時へ行ってきました。

今回の献立は、炊き込みごはん・白ごはん・煮物・鶏のみそ焼き・天ぷら・だし巻きなどなど・・・。
具だくさんの満足お弁当です!

時到着後は、まずは腹ごしらえ!(笑)前回のグリーンツーリズムでもいただいた「小町会」のお弁当。
小町さん曰く「グレードアップに余念がない」とのこと。相変わらず、というか、今回はさらにおいしかったです!



さて、食後は講座を受けるため「かみいしづ温泉 湯葉の湯」へ。

今回の講師はNPO法人地域再生機構の森大顕(もり ひろあき)さん。
時今PJ顧問のタメさん(永橋爲介先生@立命館大学産業伊社会学部)の京大時代の後輩で、私たちと
時をつないでくれた方です(立命館大学にもたびたび、シンポジウム講師等でお越しいただいています!)。
森さんからは、木質バイオマス(つまり森林)利用の歴史や特徴、最近の事例などについて紹介していただきました。
森さんは「収集・加工・利用・灰処理といった、木質バイオマスエネルギー利用の流れを地域で築けるかが課題。
流通過程に付加価値をつけることも大切」という提起をされています。
バイオマス利用の持続的循環が地域の持続的経済的自立の鍵になるという視点、とても大事だな、と思いました。



写真手前にいるのが森さんです。ユーモアのある気さくな方です。











 




なお、この温泉施設「湯葉の湯」、昨年(2013) 1228日付けのブログで、「あくまで、
実験施設としての運用ですので、実施期間が過ぎてしまうと、残念ながら撤去しなければ
いけないようです(もったいない!)」と紹介しましたが、
次年度以降も存続できるようになったようです!!!
これからもあのお風呂を楽しめるのがとても嬉しいです!!!

この裏に温泉があると思うと、ワクワクします。


森さんからの講義の後は、温泉施設で利用されている「薪ボイラー」の見学。
配管やお湯の温め方についてレクチャーを受けた後、実際にボイラー着火もさせてもらいました!!!
・・・と言っても、薪を入れてボタンを押すだけ。薪を入れるのが少し大変ですが、それさえ済めば超簡単です。
いつもは小町さんが主にやってらっしゃるとのこと(本当にご苦労様です!)。この後、私たちも温泉に
入らせていただきました。湯葉の湯、やっぱ気持ちいいです!ほっこり夢気分を味わいました。
森さん直々に薪ボイラーのレクチャーを受けました。
これで、僕らもボイラーマスター!?
 
最後に薪ボイラー見学後、いつもお世話になっている阿藤さんから「産廃として廃棄される木材の中にも使えるものはたくさんあるのに、
法律の壁がありうまく使いこなせない。産廃だからお金を払って処分してもらわないといけない。これ、無料で使えると、バイオマスエネルギー
としてとても有効なんだけどなぁ。なんとかならんかなぁ…。」と、温泉設備運営、特に燃料である薪ならびに
廃棄材木調達に関する意見をうかがいました。
森さんから提起された「バイオマスの循環的活用が地域の経済的自立の鍵!」という視点にもつながるお話。
新年度、こうしたテーマについても探求を深めていきます。